2014年9月の縁起の良い日
9月のお日取りです。和名月名「長月(ながつき)」です。
「ながつき」は旧暦9月の月名です。
現在では新暦9月の別名として用いられています。長月の由来は新暦の十月上旬から十一月の上旬にあたり、夜がだんだん長くなる「夜長月(よながつき)」の略とする説の他、雨が多く降る時季であるため、「長雨月(ながめつき)」からとする説、他にも「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり「ながつき」となったという説や、「稲熟月(いねあがりづき)」が略されたものという説があります。
暑さも落ち着き収穫の秋です。
今年2014年の中秋の名月、十五夜お月様は9/8です。
年に6回ある天一天上がありますよ
それでは毎度(専門的な事は解りませんが)のご注意に目を通して頂き、平成26年9月の六曜、暦、選日を記します。
毎度の文言ですが日の吉凶、六曜六輝は全く私は信じていません。二十四節気、七十二候のみ記していきたいのです。が、どうしても必要になる場面て多々あるよね、と言う事で参考になさって下さい。
特に六曜は知っていてあたりまえな常識に分類される時も多々ありますので一応は抑えておくと何かと便利です。
たちの悪い迷信に騙されない為にもそれがどういう意味でどういうお日にちなのかを知るのは良いと思います。なにか言われたら本当にそうなのか考えられますしね。日の吉凶はあくまでご参考にどうぞ。
※良い日まで否定する事は無いと思いますので、縁起のいい日、良い日取りなんだな〜とご確認下さい。大安は大安で良いと私は考えています。
1粒の種が万倍に増える日とされています。古来から事始め、特に商売始め、開店などに吉日とされています。
反面、増えて多くなる意味から借金やものの貸し借りは不向きの日とされています。
たからくじ売り場で良く見かける暦注ですね。
人事の吉凶禍福を司る方位の神様天一神が天上する日とされています。
天一神は癸巳(みずのと み)の日に天上されるそうで、平成26年9月19より10月4日の戊申(つちのえ さる)までの16日間は天一神の障りが無いので方角の禁忌は無いようです。平安時代に大流行した暦注です。
家の中さえきれいにしておけば問題なしです。旅行や休暇、おでかけ吉。
社日とは生まれた土地の神様(産土神)を祀る日です。
春と秋の2回行われ、春のものを春社(しゅんしゃ/はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ/あきしゃ)といいます。
春分と秋分のそれぞれに最も近い戊(つちのえいぬ)の日が社日になります。
何事をするにも上吉の日。
※暦注の大半は私は信じていません。が、どうにも気にする場面もありますので、あくまでも参考程度に。日柄が悪いからと言ってどうにもならない事も多々ありますしね。。
ふじょうじゅび、と読みます。障りがあって物事が成就せず悪い結果を招く凶日とされています。字面そのままです。
結婚、開店、柱立て、命名、移転、契約事などには不向きらしいです。
この日に急に何かを思い立ったり願い事も避けましょう、と言われています。他にも色々なことが凶となっていて、結局は全てのことが凶と言われています。とにかく凶。
こわいですね〜
さんりんぼう、と読みます。普請始め、柱立て、棟上げなどには大凶、もしもこの日を用いて施行した家屋が後日災禍を起こした場合隣近所まで滅ぼす大凶とされています。建設関係の忌み日です。
が、江戸時代の暦注解説書には、「三輪宝」の注記に「屋立てよし」「蔵立てよし」と付されており「凶日」ではなく「吉日」の意味で用いられていました。
じっぽうぐれ、と読みます。1年に6回あり、日の干支によって決まる暦注です。日の干支とは、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の60の組み合わせを毎日一つずつ割り付けたもので、60日ごとにめぐってきます。その日の干支に木・火・土・金・水の5種類の気を割り当て、相性が良くない日が連続する10日間を十方暮れと言います。
10日のうち2日間(9/12、9/15)は相克にならないので間日となります。
9/10は甲申(きのえ さる)ですので、[木・金]となります。
9/10〜9/19が十方暮れの期間になります
結局何事も上手くいかない凶日だそうですが、気にする必要はあまり無いと思います。。十方暮れ以外の期間でも相性の良くない日がありますから。
穴掘り、井戸掘り、種まき、土木工事、伐採など土いじりは一切慎むべきとされています。期間は〜9/2まで。土いじりは9/3が良いそうです。
穴掘り、井戸掘り、種まき、土木工事、伐採など土いじりは一切慎むべきとされています。期間は9/4〜9/10まで。
雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として210日目(立春の209日後の日)にあたる日を二百十日、220日目(立春の219日後の日)を二百二十日と言い、八朔(旧暦8月1日、明治改暦以降は、新暦8月1日や月遅れで9月1日に行われています)、二百十日、二百二十日は農家の三大厄日とされています。
季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつです。
八朔、二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされています。
言わずと知れた何事をするにも忌み慎むほうが良い日です。
と言う訳で私が字面と暦注だけで決めた今月の一番良い日は…
こんなところで9月の暦注は以上です。
秋分の日が9月23日です。この日は太陽が真東から出て、真西に沈みます。
昼と夜の長さが同じになります。この日を境に次第に日没が早くなり、秋が深まります。
秋のお彼岸は彼岸の入りが9月20日です。
彼岸の明けが9月26日です。お墓参りへ行きましょう。
中秋の名月と言われる十五夜お月様は9月8日です。お団子用意しましょう。
食欲、芸術、旅立ちの秋です。日常の喧噪をしばし忘れ、秋行く季節をお楽しみ下さい。
9月をどうか健やかにお過ごし下さい。
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それでは9月も良い月になりますように。