本当に何もしていないのにいきなりログイン画面が「403 forbidden」になったら
結論から言います。
iCloudの「プライベートリレー(ベータ)」がオンになっていませんか?
これを使うと今(2021-2022初頭)大多数の国外IPアドレスフィルタなどを使っているレンタルサーバーがアクセスを弾いてしまいます。
サーバーのディレクトリやファイルのパーミッションの問題、htaccessのアクセス制限の設定ミス、ワードプレスのプラグインの問題を考え一度外す(やり方はググると出ます)などしても解決せず何故かずーっと403の場合、これを疑ってみてください。
設定からオフにしてアクセスできるか、お試しするのも良いと思います。
オフの仕方
macOS Monterey
システム環境設定→右上「Apple ID」→「プライベートリレー」のチェックを外す
iOS15
設定→一番上の自分のアイコンタップ→iCloud→プライベートリレー を オフに
iCloudプライベートリレーとは
iCloud Private Relayは、iCloud+サブスクリプションの一部として提供される、新しいインターネットプライバシーサービスです。iOS 15、iPadOS 15、macOS Montereyのユーザーは、よりプライベートかつ安全にWebサイトにアクセスし、ブラウジングできるようになります。
Apple – プライベートリレーについて
でして、大変プライバシーに配慮した機能ですが、まだちょっと問題を吐き出すことが多いです。
SuicaログインやJREのログイン、一部の銀行やサービス系もこれが有効だとログインできず弾かれます。
ベータが取れるまではご注意しながら運用してください。
mask.icloud.com
mask-h2.icloud.com
のアクセスはプライベートリレーです。
ダメだったらすぐオフにできます。
ちなみに、既知の通り403エラーは「ページを見る権限がない場合に出るエラー」で、そのページを見ることが禁じられています。ワードプレスのログインファイルを海外から不正にログインしようとする攻撃を防いでくれる機能をサーバー屋さんは実装してくれているんですね。