途中駅音威子府で北海道東日本パスを手に入れるも、旭川のみどりの窓口にて奇跡の北斗星ツインデラックスを手に入れてしまい、北海道東日本パスをほぼ未使用のまま上野へ戻る事に決めたこの旅、北海道最終日です。上野から来た臨時北斗星を出迎え、札幌から臨時北斗星に乗車します。
桑園ではまなす

今日の北斗星ツインデラックスの同乗すると決めたので最後の朝があっけなくやって来てしました。いつものパターンなら見送って本番、ここまで序章に過ぎない旅が、幕が開く前に終わりになる初の状況に戸惑いもあります。
弟は早起きし、桑園まではまなすの回送を撮りに行っていました。私と甥っ子はホテルでうだうだ。
上のような写真をガッツリ撮り、ホクホク、さみいさみいと帰って来た所でホテルを後にします。
小樽へ
通勤時間の札幌、電車も混み合っていましたが小樽へ向かいます。寄れたら銭函行こうと言いながら、一路小樽へ。

小樽築港、南小樽、小樽。到着です。

ちいさな上野駅、小樽。駅舎はきれいなのに駅の周りがなんかこ汚い小樽。。まっすぐ坂を降り、運河へ向かいます。

時間が早く、人もまだそんなに居ません。旧手宮線を見て、運河に辿り着き記念撮影など。

私この時、右肋骨の辺りに激痛が走っていて(たぶん新幹線のせい)観光どころじゃなかったので、
「なんか昨日からアバラが痛いんだけど……(´;ω;`)」
即答↓
「癌でしょ」
「(´;ω;……サラサラ」
くっそ。。と言うやり取りとかあって。
そんなこんなで北一硝子(また外観の写真無い)やお土産屋さんを覗きながら歩いていると六花亭が。
小樽の六花亭、サクサクパイはないよね〜と思い店内を覗いてみると、なんと雪こんチーズがあるではないですか

さっそく2階へ上がり、お一人様一杯の無料コーヒーを飲みながら賞味期限2時間の雪こんチーズを頂きました。

いつもはどうか知りませんが、小樽六花亭は雪こんチーズのみ提供していました。サクサクパイは帯広だけなのかな?雪こんチーズだけですと物足りない、やっぱりサクサクパイと一緒に食べると程よい満足感が得られるなーなどと思いながらごちそうさま。
六花亭は総じて雰囲気良いですよね(・∀・)

食べ終わった甥っ子が階下の物販エリアを見て来ると先に行き、おじさん達がのんびりコーヒーを終え後に続くと学校の友達に配るお土産でけっこうな高級品をチョイス(安価なものが多い六花亭の中で松な方のお値段)、10個入4つとかお持ちになっている甥っ子が満面の笑み。
かなり迷ったけど決めたよ!と言われるも必死になだめ。札幌駅で見ようよもし無かったら札幌大丸にも六花亭あるしと説得。中身が何かも分らないで選んだみたいです。そうだね〜とあっさりお戻し、身軽に六花亭を後にしました。
途中オルゴール堂の前、仕掛け時計が噴煙をあげるのを見たり、

大混雑の店内を物色したり、オルゴールの音聞いたりして。
「ハイケンスのセレナーデのオルゴールあるかな?」
「無いでしょ」
とバッサリ切られたり。銘々楽しみ、オルゴール堂を後にし、南小樽への坂道を上り札幌へ戻ります。上野から来る北斗星の到着に間に合うように戻る為、銭函はまた今度になりました。
小樽はこんな感じにゆっくり歩いて2時間くらいの滞在でした。
さて、南小樽です。

「が」の上、何かを剥がした跡があるんですが、これなんだろう。。結構前からコレ見てたんですが思い出せず。「に」?「へ」?
ほどなく区間快速いしかりライナーが来て、札幌へ戻ります。
札幌 上野発臨時北斗星札幌到着お出迎え
電車の中では疲れと睡眠不足からぐっすり寝て、札幌に到着です。昨晩無事に上野を出ている事は確認済み。

臨時寝台特急北斗星 始発駅上野 3番線到着の案内板。あああ、無事に下って来ている北斗星。到着しても、回送されても、自分の乗る列車が札幌に来るまで何があるか解らないので安心できません。
まだ寒くて札幌駅ホーム下の待ち合いにストーブが点いていました。
そして、あの日。上野発が運休になったあの日以来初めて札幌に来る臨時北斗星が入線して来ます。

到着苗穂方、きれいに被ってます(・∀・;)ヤッホー上野からお疲れ!オホッ!あ、抜かれた!……みたいな
到着動画はこちら。桑園方です。
ドアが開いた瞬間に猛ダッシュでこちらに向かって来る皆さんがすごかったです。
無事に来た。最低でも札幌に上野行き入線はあると大安堵(何事も無ければ)


本当なら行きに乗れていたこの車両。楽しみが伸びたと思えば良しとします。

最近の1号車はこれじゃなくなって平べったいオハネフが連結されています。

この表示が「上野」となり、今日の夕方札幌駅に入線してきます。乗車まであと5時間程。北海道と別れるのもあと5時間、と言う実感0で北斗星を見ていました。
機関車の方は大勢の方で大賑わいです。回送出発まで見送りました。



笑っちゃうくらい盛大に被られて(´Д` )

ヤッホー、やあ!みんなお待たせ!オホッ(ミッ●ーマウスの声で)
上りも下りもきれいに被り。でも私は個人的にこういう写真大好きです(・∀・)。
さて、熱狂と狂乱の到着も回送出発も見れた事だし、後は北斗星の乗車までどうするかどうしよう割と燃え尽き状態。
まずは冷えた身体に札幌ラーメンを、と言う事でエスタのラーメン共和国(好きだね〜)へ。ここにあった「大心」がなくなってしまい、キクラゲが載ってない札幌ラーメンは札幌ラーメンじゃない!と言うご意見のもと、キクラゲが載っていて東京に出ていない吉山商店で頂きました。吉山商店は数年前大通りの向こうの店舗で食べたきり。
暖かいラーメンをすすり、完食。さてと、どうする?な考えは即座に「時計台に行く」事で決定。好きだね〜私も好きですが。で、時計台(また)。
札幌市時計台
さくっと。時計台に関しては過去のブログでたくさん書いていますので宜しければお読み下さい。今回は人が居なかったので益々良かった時計台です。

今回の旅行の時計台。使い回してないですよ(´Д` )いかに周りの余計なものを写さずそれらしく撮るかの詐欺撮影に毎度燃えます(・∀・)

静寂に包まれて、静謐で。

北海道の歴史や時計台の成り立ち、様々な蘊蓄が大量にあります。

知れば知る程北海道と時計台が好きになるスポット時計台。JAFの割引も効くから札幌へ行った際は時計台の中まで入ってね。

一通り見ていると、窓の外にぶわっと雪が舞ったり、晴れたりを繰り返していました。
テレビ塔まで行き、地下を札幌駅に向かいながら歩いてもまだまだ時間がある。狸小路をおススメするも即座に却下(´Д` )
ので、かねてから行きたかったJRタワー昇るかと。のんびりできそうだしね、と言う事で行きましたJRタワー
JRタワー T38昇ったよ
期待0。登る金高い(´Д` )。38階かよ(´Д` )べっつにー興味ないし(ハナホジ)
……とか思っててごめんなさい。JRタワースリーエイトめちゃくちゃ良かったです。

まずエレベーターの中。札幌と東京を重ねていたり、他に京都やパリと重ねた地図があります。札幌がなぜ東京じゃなくて新橋と重ねているのかものすごい「?」なんですが、だいたいの距離感が解ります。
最上階まで来ると、、目の前どーん!テンション駄々上がり!!

うっわすげえ!
いつか見たいと思っていた札幌駅の屋根もバッチリ。この方面が書いてある屋根が見れてもう感無量です。

地名を見るだけでワクワクして来ますね。

遥か遠くまで見渡せて、もっと天気がいいと奥の奥まで見えるそうです。苗穂の車両基地がよく見えますし、ジンギスカン食べたサッポロビアガーデンも一望。行く様々な列車も見えます。
しかし、北海道はでかい。

晴れ渡っていた空に雲がどんどんかかってきます。

開放感のあるガラス張りのトイレに入っていると弟から電話が。
電話に出てみると「雪!雪!」と大騒ぎです。自分の目の前は晴れてるのにな〜と、トイレと逆(と思う)に急いで行ってみるとうっわ目の前一面雪。

すごかったです。目の前にふわふわの雪が舞ってる。降るんじゃなくて、ふわふわ浮いてる。けどその大量のふわふわを見ていると春先なのにすげえなぁと。雪の時期にまた行きたい。
甥っ子はここで金色の記念メダル(日付と名前刻印できる懐かしのあれ)を購入。私もちょっと欲しくなりましたが、甥っ子のを見せて貰う事で我慢します。
かなり長い時間、穏やかでも目の前のガラスに次々繰り広げられる景色を見ていました。もっと見ていたかったのですが、そろそろ北斗星乗車に備えて買い物やお土産を見ないといけない時間に。
名残惜しいですが、お別れです。
エレベーターで下り、下界に降り立ちます。窓の外はまだ雪が舞っていて、もしかして雪の中の北斗星入線が撮れるかとホクホクです。
春旅北海道、次の臨時北斗星ツインデラックス乗車はこちら
こんにちは。
トラブルがあったけど、楽しい旅行になったようですね。
六花亭には、雪んこチーズって、可愛らしい名前のお菓子があるんですねー。
あたしが北海道へ行ったのは、随分昔だったら、チョコしか知りません。雪んこチーズ食べてみたいですね。
肋骨が痛かったんですか?今は、大丈夫ですか? 肋骨折れてないといいですね。
こんにちは!お久しぶりです。コメントありがとうございます。
相変わらずまた長いブログになってしまってます。。読んで頂けて嬉しいです!
六花亭のお菓子の名前はどれもみんなかわいいです。このお菓子も美味しいしお安いので機会があればぜひ^_^
そうなんです、歩くだけで身体に響くくらい痛くてこれはヤバいかな?と騙し騙しの行程をしていたのですが、帰京してしばらくしたら治りました。
肋骨よく折れてるんですよね。。ヒビも入ったり。でも我慢するしかないので頑張って牛乳飲みます!
長いブログ読んで頂きありがとうございます〜