札幌へ向かう臨時北斗星が運休、新幹線で道内へ行き、札幌から稚内へ。旭川駅みどりの窓口で奇跡のツインデラックスを手に入れてしまったこの旅、その4です。札幌へ戻りジンギスカンを食べたりします。
北斗星に乗るか残るか
翌日の臨時北斗星のA寝台ツインデラックスの寝台券を手にし、それぞれが夢心地というか、現実を直視できていないというかなんというかどうしていいのかわからない状態は続きますが、とりあえず飯にしようということで旭川駅の端のラーメンと幌加内そばを出しているところで食券購入、ご飯にします。
安くて美味しく、隣がお土産やさんです。旭川の日本酒、男山のお酒を見たり買ったり開店したての旭川駅隣接でっかいイオンを外から見たり(中には入らず)。

どうしよう、残るべきか同乗すべきか。。早く決めないとその後のキャンセルの関係もありますし、うーむ。

うーむ。。とか考えながら旭川を11:33に出発する729Dに乗車。富良野まで67分の乗車です。
旭川を出発し、宗谷本線と分れ大きくカーブを描く頃、決めました。
北斗星に同乗しよう
恐らくツインデラックスはこれを逃すともう乗れない。ならば後の予定を全キャンして(とは言っても抑えている宿は翌日の札幌のみ)上野へ行ってしまおうと決定。

生憎の曇り空ですが、列車は定刻で進みます。やがて進行方向右手に夏は大賑わい、一面のラベンダー畑の「ファーム富田」が見えて来ました。

これがファーム富田です。斜面一面にラベンダーが咲きます。

同じような場所から撮った夏の写真です。周辺があり得ない程大渋滞しますのでJRで行った方が良いです。ただ、JRもシーズンは混んでいます(特に富良野線と釧網本線)。
富良野・美瑛ノロッコ号は毎年運転しています。ノロッコ号についての詳細はJR北海道旭川支社のページでシーズンになると出て来ますのでご参考まで。

ラベンダー畑は実際に生で見た方が感動します。一面に広がるラベンダーの紫色とラベンダーの香りがして桃源郷です(めちゃくちゃ混んでます+年々中国人韓国人が増えて来てやりたい放題しています。海外から金の為だけに呼ぶのではなく行政がなんとかしろよと本気で思っています。呼んでいる奴らは現状把握してるんですかね?金さえ落とせば何しても良いんですかね?
彼らと一緒になって良い思いをした事はありません。全部が全部そうではないですし、日本人にもマナーが悪い方(特にご年配の方に多く)は見られますので一概に言えませんが……皆が皆、少しだけ他の人に気を使い気持ち良く観光が出来ると良いですよね。)
今年の夏は北海道に旅行に行きましょう!
富良野到着

割とあっという間に富良野に到着です。次の列車は帯広始発の滝川行き、2432Dに乗車します。
30分程時間がありましたので駅から出て、駅前のお土産屋さんでお土産買ったりしていました。

再び富良野に戻って来て、改札が始まります。駅の構内にこれがいました。

何の気無しに駅構内を見ていると……いました。

うわー。モジャくん見つけた。
乗車ホームへ行く跨線橋の上にはこんなコーナーがありました。


「夏場にうれしい冷房も完備」
最後にちょっとすごいなぁと思ったのがこちらです。

いったい何が富良野駅であったんだろう……
とか見たり「へそ踊りの像」を写真撮ったりしていると新得方からやって来ましたキハ40。早速乗車し、滝川へ向けて出発します。
根室本線・滝川へ

富良野から滝川もかなり景色がいいです。出来るなら幾寅、新得へも連れて行きたかったのですがなんせ列車の本数が無いので行ったら帰れなくなる可能性がある為、またの機会に持ち越しです。
弟も甥っ子もクタクタなのか、すやすや眠っていました。


毎度毎度「一度降りたい」言い続けてる星の降る里芦別です。ここの女性駅員さんは列車の出発時、深々とお辞儀をして列車を見送ってくれます。改札を見てみると……
人が変わってしまっている
あららら。。特徴的な駅員さんが居た
- 音威子府
- 幌延
- 稚内
に続き芦別まで……素敵な駅員さんだったのですが、どこかでお元気にいらっしゃる事を祈ります。
さて列車は順調に進み、終点滝川に到着です。

寝台特急北斗星 JR北海道車両
さて、ここから弟と甥っ子は北海道全線フリーきっぷですから特急で札幌へ戻れます。私は北海道東日本パスなので、滝川から岩見沢行きの2220Mの時間まで待ちます。
さっさとスーパーカムイで札幌へ向かった弟達を各駅停車で追う感じですね。ですがそのお陰で札幌でカシオペアの出発が見れたようです。
その前に、2015年3月に定期運行が終了した北斗星は4月から臨時となり、A寝台倍増、半室ロビーからまるまる1車両ロビーカーと言う豪華編成で運行しています。全ての客車がJR東日本の車両となり、JR北海道の車両は連結されていません(この辺りは札幌から出発する戻りの北斗星のお話で書きます)。
JR北海道の寝台客車は廃車となる、、と言われています。札幌貨物ターミナルにその北斗星の車両が留置されており、動画に撮りました。
なんでこうなるかなぁ。JR北海道のソロは居住性も広さも某棺桶ソロと違い最高に良かったのに(´Д` )もったいなぁバカバカ
寝台特急カシオペア
一足お先に札幌に到着した弟と甥っ子は札幌ヨドバシを見たりしていたそうです。そしてふと札幌駅の出発案内を見ると「カシオペア」の文字。ホームまで見に行ったそうです。

当然のように混んでいたようで。。
動画も撮影していました。

乗る機会に恵まれず未乗車なので、一度は乗ってみたいなぁとかぼんやり思っています。
私はと言うとカシオペアを石狩ライナーの中からお見送りでした。再び札幌駅で合流し、まずは荷物を置こうとホテルにチェックイン。そして苗穂へ向かいます。
夜はジンギスカンにしようと話していて、どこに行くか迷いましたがまずはやっぱりサッポロクラシックが飲めるサッポロビールの運営ジンギスカンでしょう、と言う事でサッポロビール園に向かう事にします。
苗穂

車内からは何度も見ていますが、初めて跨線橋の上からみました。結構寒くてじっくりは居れなかったのが悔やまれます(´Д` )
ヨーカドーのアリオのそばにサッポロビール園がありまして、まずは受付でコースとか決めます。めんどくさいので食べ放題にしちゃいました。
サッポロビール園でジンギスカン食べ放題するよ

至る所に五稜星があって、建物も雰囲気がばっちり。おなかぺこぺこでやって来ました苗穂のサッポロビール園です。

噂には聞いていましたが本物見るとすげえ本当に北海道の形。

くっそこのロゴかわいいな(´Д` )
★、クマ、sapporoの文字、BIER。好きなものしか入ってない。
そして運ばれて来る生サッポロクラシック。着火する北海道型ジンギスカン鍋。

うっはジョッキがクラシック!
そして次々に運ばれて来るラム肉羊肉。初め焼き方説明されるも途中で「?」になり再びレクチャーしてもらいながらわさわさ食べます肉だらけ。
で、北海道鉄鍋で焼きます!じゅわあああああああああ!!!!!!!!!!!
箸が差してる所が今日行って来た富良野辺りですねん。

焼き上がってひと口。旨いなにこれ?生ラムマジ柔らかいクセも無い。うまいうまい。タレが旨い!
全員焼けるのも待てず焼けた傍から醜い奪い合い展開、おかわり自由なのに争うように肉の取り合い(・∀・;)。
この生ラムってのは野菜を回りに置いて肉は直接焼きましょうタイプだそうです。
もうひとつの丸いのはなんだったっけ?羊肉ってのは覚えているんですが果たしてなんと言うのか忘れてしまいました。たぶんマトンかな?
銀座松坂屋が未だあった時、夏場屋上でサッポロビアガーデンやってましたが、うーむ別物。タレ旨い。

奥に見える肉が生ラムで、この丸いタイプは野菜に蓋をして蒸し焼きみたいにして頂くタイプのジンギスカンでした。絶対生ラムの方が旨い。クラシック生おかわり、肉おかわり、わしゃわしゃ食っておかわり食っておかわり食っておかわり食いまくりました。いや、おいしゅうございました本当。私一人旅ですとこういう所にはまず行かないのです(苦行のように回るので)。
そうそう、甥っ子が北海道着いてわりとすぐに地雷と噂の「ジンギスカンキャラメル」を何故か買っててくそまずい、一粒貰ってまずくて困惑していたのですがジンギスカンを食べるとあのキャラメルの味付けも
「なるほどね……」
と変な納得してしまう感じ。
さんざん食べて野菜も食べて制限時間余っていましたがもうお腹が弾ける、てところでギブアップです。いやあうまかったごちそうさまでした。
北海道にはまだまだこれより美味しいと言われるジンギスカンが山ほどあるとか。うわーたまんないですねぇ。
そして会計を済ませ、吸い寄せされるように目の前のお土産屋へ。
写真が1枚も無いのですが、ここでビアガーデンロゴ入りトレーナーだとかTシャツだとかパーカーだとか販売中でして。何にやられたのかサイズが無いのにひとつ大きいのでいいや、と買ってしまいまして。
甥っ子はここでお土産の「まりも」を自分と妹に購入(´Д` )サッポロビアガーデンで阿寒湖養殖まりもお買い上げ。あと得体の知れない缶詰まりも、まりものエサ(おい)もお買い上げ。

翌日札幌駅周辺の色々なところでこの「おみやげまりも」を見たのですが、サッポロビアガーデンのまりもが一番でかくて立派でした。
と、ゆるキャラのジンギスカンのジンくん、初見だったらしくジンくんぬいぐるみも購入。

かわいいかも……
弟はクラシックのロゴ入ジョッキとグラスとビアガーデンロゴ入Tシャツ購入。全部★のせいだ!
お土産がっつり買いまくり(もう来ない来れない後で買っとけば良かった後悔、ならば!と言う真理もたぶんに働き)うっはうは。係の方に札幌への戻り方を伺うと直通バスが出ていると。苗穂まで歩くのちょっと遠いなと満腹のお腹を抱えていましたので、帰りはバスにしました。

夜も更け、満腹。さすがに今日ははまなすを見ず、宿に戻って風呂入ってお土産整理したりしてぐっすり眠りました。
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