7月の良い日悪い日です。和名月名「文月(ふみづき)」です。文月の由来 は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるからと言われています。今月は最大級の大大吉日天赦日があります。今年の土用の丑は30日です。
2016年6月のお日取りはこちらです。ひと月先のお日取りを書いています。
それでは毎度(専門的な事は解りませんが)のご注意に目を通して頂き、平成28年7月の六曜、暦、選日を記します。
毎度の文言ですが日の吉凶、六曜六輝は全く私は信じていません。二十四節気、七十二候のみ記していきたいのです。が、どうしても必要になる場面て多々あるよね、と言う事で参考になさって下さい。
特に六曜は知っていてあたりまえな常識に分類される時も多々ありますので一応は抑えておくと何かと便利です。
たちの悪い迷信に騙されない為にもそれがどういう意味でどういうお日にちなのかを知るのは良いと思います。なにか言われたら本当にそうなのか考えられますしね。日の吉凶はあくまでご参考にどうぞ。
全体で暦の上では縁起が良かろうと言われているお日にち
※良い日まで否定する事は無いと思いますので、縁起のいい日、良い日取りなんだな〜とご確認下さい。大安は大安で良いと私は考えています。
- 7月1日 半夏生
- 7月4日 ●朔 新月
- 7月7日 七夕
- 7月9_/_15_/_21_/_27 大安
- 7月10日〜25日 天一天上
- 7月11日 天赦日 一粒万倍日
- 7月14日 一粒万倍日
- 7月15日 ぼん
- 7月20日 ○望 満月
- 7月23日 一粒万倍日
- 7月26日 一粒万倍日
天赦日
天の恩恵により何の障害も起こらない大吉日です!
特に
- 結婚
- 開店
- 事業創立
- 事業拡張
- お財布の新調
などに用いて最良の日とされています。とにかく何をしても安心の大吉日です。
今年2016年は天赦日が6回あり、次は9月です。
七夕
織り姫と彦星が出会える1日です。短冊に願いを込めて、仙台七夕におでかけしてみませんか?来月8月6・7・8日に開催されます。
天一天上
人事の吉凶禍福を司る方位の神様天一神が天上する日とされています。
天一神は癸巳(みずのと み)の日に天上されるそうで、平成28年7月10日より7月25日の戊申(つちのえ さる)までの16日間は天一神の障りが無いので方角の禁忌は無いようです。平安時代に大流行した暦注です。
家の中さえきれいにしておけば問題なしです。旅行や休暇、おでかけ吉。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
1粒の種が万倍に増える日とされています。古来から事始め、特に商売始め、開店などに吉日とされています。
反面、増えて多くなる意味から借金やものの貸し借りは不向きの日とされています。
たからくじ売り場で良く見かける暦注ですね。
大安
何事をするにも上吉の日。大安の日は
7月9・15・21・27
です。
半夏生
7月1日は半夏生(はんげしょう)です。一般的には「梅雨明け」と言われ、語源は半夏(カラスビシャク)と言う薬草が生ずる時期から来ています。
盂蘭盆
7月13〜7月15日までの三日間をいいます。地域によって7月がお盆のところと8月がお盆のところありますよね。
13日の夕刻に迎え火を焚き仏様を迎え、16日に送り火を焚き冥界に送る行事です。
バイオリズム
カシオ(電卓やG-Shockのあのカシオです)のサイトでご自身の誕生日から無料で計算出来ます。バイオリズムは
- 身体
- 感情
- 知性
をグラフで表し、+だと高調、−だと低調と言われています。0は不安定期。ご自身のご参考までにどうぞ。ただし、統計学的に有意なデータが見られず、疑似科学とみなされているます(それを言ってしまうと、、ですが)。あくまで参考にしてくださいね。
http://keisan.casio.jp/exec/system/1231994137
全体で暦の上では縁起が悪かろうと言われているお日にち。
※暦注の大半は私は信じていません。が、どうにも気にする場面もありますので、あくまでも参考程度に。日柄が悪いからと言ってどうにもならない事も多々ありますしね。。
- 〜7月1日 小つち
- 7月1〜10(3、6は間日で障り無し) 十方暮れ
- 7月3/9/17/25 不成就日
- 7月8/14/20/26 仏滅
- 7月11/23 三隣亡
- 7月17日 初伏
- 7月19日〜8月6日 土用(7月30日は土用の丑です)
- 7月27日 中伏
- 7月29日〜8月9日 八専
夏土用
7月19日から土用に入ります。土用が明けると暦は秋へと移り変わります。この期間、動土、土木工事に着手する事は大凶と言われています。
ただし、夏の土用は卯・辰・申の日は間日になりますので、特に障りはありません。7月20・21・25は土用の間日となります。
土用の丑
夏の土用と言えば土用の丑です。うなぎを食べて夏を乗り越えましょう。
三伏
- 夏至後の第三の庚(かのえ)の日を初伏(しょふく)
- 第四の庚の日を中伏(ちゅうふく)
- 立秋後の最初の庚の日を末伏(まっぷく)
伏とは金気を伏蔵する日の事で、大暑の節の炎熱に庚の金が剋されるため種まき、婚姻等の和合事は忌むべきとされているそうです。
- 7月17日 初伏
- 7月27日 中伏
- 8月16日 末伏
です。
不成就日
ふじょうじゅび、と読みます。障りがあって物事が成就せず悪い結果を招く凶日とされています。字面そのままです。
結婚、開店、柱立て、命名、移転、契約事などには不向きらしいです。
この日に急に何かを思い立ったり願い事も避けましょう、と言われています。他にも色々なことが凶となっていて、結局は全てのことが凶と言われています。とにかく凶。
こわいですね〜
三隣亡
さんりんぼう、と読みます。普請始め、柱立て、棟上げなどには大凶、もしもこの日を用いて施行した家屋が後日災禍を起こした場合隣近所まで滅ぼす大凶とされています。建設関係の忌み日です。
が、江戸時代の暦注解説書には、「三輪宝」の注記に「屋立てよし」「蔵立てよし」と付されており「凶日」ではなく「吉日」の意味で用いられていました。
十方暮れ
じっぽうぐれ、と読みます。1年に6回あり、日の干支によって決まる暦注です。十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の60の組み合わせを毎日一つずつ割り付けたもので、60日ごとにめぐってきます。その日の干支に木・火・土・金・水の5種類の気を割り当て、相性が良くない日が連続する10日間を十方暮れと言います。
十方暮れは「労して功の少ない日」とされています。天地の和合が崩れて新規事や旅立ち、相談事など凶。結局何をやっても凶。何もかも上手く行かない日。と考えられました。
ですが六十干支の内の十日、実に1/6の期間この十方暮れになりますのでまあ、程よく注意しておくくらいで良いのかもしれません。
八専
はっせん、と読みます。1年に6回あり、日の干支によって決まる暦注です。日の干支とは、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の60の組み合わせを毎日一つずつ割り付けたもので、60日ごとにめぐってきます。その日の干支に木・火・土・金・水の5種類の気を割り当て、十干と十二支の5行(木・火・土・金・水)が重なる8日間を言います。
例えば7月29日は壬子(みずのえ ね)ですので、[水・水]となります。
7/29〜8/9が八専で、その間の30日、8/2日、4日、8日は八専の間日と言い、特に障りのない日とされています。
八専は昔その「気」が重なる事から吉はますます吉となり、凶はますます凶となると昔の人に考えられていました。が、いつの頃からか凶の性質のみが強調されるようになったそうです。
現在では法事、供養等の仏事、破壊的な物事の着手や嫁取りには凶とされています。結局何事も上手くいかない凶日です。
60日毎に回ってくる六十干支の組み合わせなのです。当然5行も重なるのでそこになんらかの意味を持たせたのか、数合わせ的な事なのか神秘と取ったのか。人って面白いですよね。
仏滅
言わずと知れた何事をするにも忌み慎むほうが良い日です。
今月の一番いい日
と言う訳で私が字面と暦注だけで決めた今月の一番良い日はもう絶対
7月11日(月)です。
天赦日+天一天上+一粒万倍日です。
大大吉日のこの日はなにをしてもあらゆる事に吉です。何事も良いでしょう。
こんなところで2016年7月の暦注は以上です。
7月の節気
- 富士山山開きは7月1日。毎年山頂大渋滞を引き起こすお山です。
- 浅草観音の四万六千日があります。7月10日は「四万六千日」と呼ばれるようになり、そのご利益は46,000日分(約126年分)に相当するといわれています。
- 7月15日は「盂蘭盆」です。
- 7月18日は「海の日」で祝日です。
- 毎日の暦、暦注は当サイトのiPhoneにカレンダーアイコンを追加して使えるものがありますので是非ご利用下さい。毎日の細かな暦は日めくりカレンダーでコツコツ作っていますので、ぜひホーム画面に置いてみてください。
来月8月の良い日悪い日は2016年7月1日0時にアップします。それではこの7月も良い月になりますように。今月も当サイトをよろしくお願いします。