iOS10.2が登場し、ドックが消える壁紙でドックが消えなくなっていたまさにその時、北海道東日本パスを利用し冬の北海道を巡っていました。今回より新千歳空港へ成田からLCCで道内へ入り、戻りはLCC「春秋航空」です。しかもうわさの格安747円「ラッキースプリング」のチケットです。
北海道東日本パスで真冬の北海道旅行記2016・1
北海道好きの皆様こんにちは!当サイトへ北斗星ブログでお越しいただいていた皆様。お待たせしました。超絶久しぶりの北海道旅行記です( ・∀・)ノ
今回は2016年12月13日から12月19日までの7日間、がっつり真冬の道内を回ります。根室本線の東鹿越−新得は2016年の台風被害から未だ復旧せずですので、狩勝峠超えは断念です。
2017/3/4にダイヤ改正が行われました。新ダイヤについても記載しています( ^ω^ )。
クリスマス前の札幌のイルミネーションや美瑛の丘にも行っています。乗ってばかりではなく珍しく真面目に観光もしていますよ。
このブログの主な到着駅、下車駅
- 函館本線・旭川
- 富良野線・美瑛
- 宗谷本線・稚内
- 宗谷本線・安牛
- 石北本線・北見
- 石北本線・網走
- 石北本線・遠軽
- 石北本線・上川
- 釧網本線・北浜
- 根室本線・金山
で降りたりしています。できるだけコンパクトにしたいと思っていますので、最後までどうぞお付き合いくださいませ(・∀・)全部で6つの予定です。
成田からJetstarで新千歳へ
10/7に春秋航空日本というLCCの空港会社の新千歳−成田の搭乗券が737円で(所費込みで1500円ほど)買えてしまっていました。これについては戻りの時に詳細に書きますが、帰りの日から逆算で北海道へいつ入るか、何で行くか考えていました。
どうしようどうしようと。到着地点を函館?千歳ならANA?いっそ稚内まで飛行機でいっちゃう?とか。
結果結論はJetstar(春秋航空の成田−新千歳もありますが朝早くて間に合わないのです)で、お昼ころの便を予約。
そして当日を迎えます(ヲイ。

いきなり制限エリアの先で恐縮です。サクサクいきます。
3タミ名物のフードコートエリアはこの画像の右手「Terminal 3」と書かれた建物です。うどんとかありますが、もう激混みです。

第3ターミナルの制限エリアの先、ターミナルを見渡せる素敵なビュースポットがあります。この画像の奥は国際線で、国内線はこの橋を渡った先からバスに乗ります。
#ターミナル自体は24時間開いていますが、ちょっと治安は悪そうです

空港第2ビル駅からかなり歩いた先にLCC専用の成田第3ターミナルがあり、以前はバスも大回りで誰のためのターミナルかひたすら喧嘩売ってんのか3タミ(´Д` )と思っていたのが、バス大増発、2ターミナルと3ターミナルを直通運転でかなり行きやすくなっています。

13:15出発のGK113便が搭乗する便です。下のバニラエアJW917は欠航と出てますね。。。それがLCCの怖いところで、飛行機のドアが閉まるまでドキドキです(´Д` )。
早めに行っていた&シーズンオフなのでかなり空いています。搭乗ゲートを確認すると荷物の重さを測っていて、チェックが済むとタグをつけてくれます。
これは必須ではなく、あまりにも重量をオーバーしていると見受けられる場合計測をしてください、と言われている印象でした。
私も試しにパックを計りに乗せると無料で機内持ち込みできる重量の7kgぴったり。思わず笑ってしまいました。上着をパックに入れて7kgなのでまあそんなもんかな、と。
真冬の北海道への装備
旅行の目的、行く場所、外にいる時間で変わりますので一概には言えませんが、主に18きっぷや北海道東日本パスで列車の旅が目的で、外にそんなに長時間いない場合はそこまで重装備にする必要はないと思っています。
駅にいる限り暖房は効いていますし、屋内はどこも暖房がかなり効いています。特に列車の中は暑いです。
あまりに着込みすぎると道内のいたるところが暑くて暑くて茹だってしまいます。なのでよく言われる
- 簡単に脱ぎ着ができるもの
- 汗をよく吸い、よく発散させるもの
を選んでください。汗かくんですよ。札幌地下歩道とか下手したら暑すぎて滝汗です。そのまま地上に上がって時計台の前に出るとその汗が冷えて死にます。
ただし、薄着ではダメです。外はマイナス10℃とか平気でいっていますので、冷えが肌から直接入り込んできます。一度冷えてしまうと人間動作不良を起こしますので、とにかく冷えないように対策をすることが必要です。
それは厚手のものを着込む、ではなく、体温を逃がさず汗は逃がし、衣類の中の体温を保つ事。私の経験から一番冷えるのは暑い室内から屋外に出たときの汗冷え。これが一番怖いです。
メリノウールの靴下
絶対にお勧めは「メリノウールの靴下」です。これがないと冷えが足から来て、身体中冷えてしまいます。私の愛用はモンベルとスマートウールのメリノウールの靴下で、各地のアウトレットでシーズン外れで出てくることも。
1〜2度履くと毛玉だらけになりますが使用に問題ありません。なによりメリノウールの凄さは(汚い話ですが)5日くらい冬場履き続けていても何も問題がないことです。登山用ですから、縦走などをする場合履き替えずそのままでいる状況は多々あると思います。なので、登山用品は長期旅行に強い味方なのですが、このメリノウールが持つ天然の消臭効果がすごい。
ブーツとか長靴って、中が蒸れたりしてすごいじゃないですが。例えばキハ40で暖房が効いているところ、ブーツや長靴を脱がれたらちょっとしたテロになりますよね?北海道のローカル線は1両編成なので、別の車両に逃げることもできません。ですが、このメリノウールの靴下はブーツ脱いでも大丈夫です。
私の鼻が馬鹿ではなく、本当にいつまでも無臭なんです(無論人間本体は風呂に入ってます)。
冬の道内へ行く予定があるのならぜひ持っておいてください。もちろん個人差はありますから、地元でテストしてから行ってくださいね。長期の旅行の際もいつまでも履き続けていられるので荷物が少なくて済みます。お値段は高いですが、履き心地、防寒、消臭と冬の道内はこれなしでは考えられないほど私は愛しています。足元が暖かいと雪の中でも吹雪でもマックマックサックサック歩けて寒さも感じません。
いろいろ種類がありますが、すべて生地の厚さとお考えください。厚さは靴で選ぶといいと思いますよ。冬靴で靴自体に防寒性能があるのならそこまで厚手でなくてもいいかなぁと。
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スマートウールのメリノウールの靴下 ↑※Amazonへ飛びます。
上記画像はアフィリエイトですがお買い物ぜひどうぞ。メリノウールの靴下は町のモンベルでも買えますし、札幌にもモンベルあります。この靴下の防寒防臭性能は北海道宗谷岬、北見、網走、旭川、美瑛など道内各地で耐寒実証済みですので、本当にオススメです。下手なメーカーのものを買うならモンベルかスマートウールが間違いありません。
出発

ゲートからバスに乗り込み、着席します。結構混雑しています。この座席は9Fです。
ドアが閉まります。成田空港は羽田ほどすんなり滑走路に行かず、右に左に回りながら結構遠くまで地べたを進み、離陸します。
成田離陸動画です。ぜひどうぞ。かなりGがかかってるロケットスタートです。離陸大好き( ^ω^ )
広くてでかく、「The空港」な成田。好きです。早く滑走路を整備し、おかしな場所を排除して、きちんとした空港として運用されることを祈ります。頑張れ成田。

ギュンギュン北へ進みます。いつも思うのは「そこまで高いところを飛んでいないなぁ」てことで、意外と地面の家とか見えたりします。この便は男性の客室乗務員がいらっしゃいました。前とのシート幅は狭いですが、居心地が悪い事はありません。
#席の前にはシートポケットがあるのですが、ここに例えばペットボトルなどを入れると前の方の背中を蹴っているような感じになるのでご注意ください( ^ω^ )
北海道到着

そして雪の北海道へ到着します。エンジンの真下、まっすぐ伸びる雪の道はJRの線路です。よく見ると列車(たぶん北斗?)がいます。

到着しました。「折り返し熊本便になります。ゴミのお持ち帰りに協力ください」と数回アナウンスしていましたね。お安く移動できるので、ゴミは当然お持ち帰ります。
さて、新千歳空港駅からJRで札幌へ。快速エアポートもそこまでの混雑はなく、今夜の宿は札幌です。ダイヤ改正し、スーパーカムイが札幌からエアポートにならなくなって初めての渡道。今までの乗り継ぎがどうなっているかちょっと楽しみだったりします。
さっぽろホワイトイルミネーション
札幌はクリスマスイルミネーション真っ盛りです( ^ω^ )雪とイルミネーション。もう最高です。

道庁の木は暖色と寒色を交互に色変わりしています。
写真でもすごいですが、実物はもうピッカピカですよ。外国人旅行者の方も多く、あちこち凍っていますのでツルツル滑ってました。
歩道は雪で滑らないのですが、車道がアイススケートリンク状態です。信号を渡るとき注意しないとすぐに滑ります。

#なので、横断歩道で車道を歩く場合ある程度滑ってしまった方が転ばずにすみます。道民の方と思われる革靴、ヒールの方も滑るように歩いていました。すごいなぁ道民。踏みしめるとつるっと来るので、ツルツル〜っと言ってしまった方がいいかと思います。
札幌ミュンヘン・クリスマス市

きれいですよね〜( ^ω^ )
謎の木がどこからでも見えます。下はミュンヘン市?みたいなのをやっていて可愛い雑貨や暖かいホットワイン、スープを販売していて、もう大混雑でした。
雪まつりがすごすぎるのでイマイチ札幌のクリスマスイルミネーションの話は聞きませんが、綺麗ですよ〜。しかも雪まつり期間ほど混んでいませんのでおすすめ。雪のクリスマスをぜひ。
再び札幌駅へ
札幌見物と靴の性能を見たかったので再び歩いて札幌駅へ向かいます。

時計台の通りを雪を踏みながらマックマック進みます。

駅構内に入ります。稚内からくる特急サロベツを見てみようと。
#2017年3月の改正で札幌へは来なくなり、旭川−稚内でサロベツは2本運行されています。

札幌駅1番線。稚内から来た62D特急サロベツです。

まりも…(´Д` )(サロベツですよこれ)
もうJR北海道満身創痍です。

再び歩いて今夜の宿があるすすきの界隈へ戻ってきました。思い返せばほとんど雪に降られなかった今回の旅、明日から北海道東日本パスを使い、更に北を目指します。
北海道東日本パスで真冬の北海道旅行記2016・2 札幌から旭川・美瑛の丘と白金温泉へ
に続きます。
過去の北海道東日本パスの旅行記は
です。全て北斗星乗車していますので合せてどうぞ( ^ω^ )