北海道東日本パスで夏の北海道’15_3 塩狩から稚内へ・最果ての飲み屋で泥酔

宗谷本線塩狩から稚内へ向かいます。総移動距離5598.1kmの夏旅北海道2015のその3です。※宗谷岬へは行っていません。

北海道東日本パスで夏の北海道’15_3 塩狩から稚内へ

ずいぶん間が空いてしまいました。いつのまにか北海道は雪便りが届いて、夏の事を書いている場合じゃないのですが、

「早く上野へ戻って下さい」
「ブログはいつ帰ってくるのですか?」

等と嬉しいメールを頂きましたので、頑張って最後までなるだけ早く書きます。

さて、早朝塩狩ヒュッテから出発し、同室の方に見送られ宗谷本線始発稚内行きワンマン列車に乗車し北上します。

前回はこちらです

旭川始発の321D。名寄、音威子府で列車番号が変わりますがキハ54、1両編成の列車は宗谷本線を完走します。

定刻通りに列車は進み、音威子府に到着します。

音威子府駅
音威子府駅

朝ごはんを食いっ逸れていましたので、ここでの40分の停車を利用し村に出ます。

ひとけは相変わらずありませんが、国道へ出ると車は走っていて駅の北側に道の駅があります。

なにか食べ物……と思うも、自販機のみで無人。なので国道を駅方面へ戻り個人経営のコンビニぽいお店に入り、なんと出来立て握り立ておにぎりを入手。と、パン等買い込み列車に戻ります。

ここで稚内発名寄行き4326Dと札幌行き52Dスーパー宗谷と行き違い、列車は名寄行き4326Dを音威子府に残し出発します。

幌延

音威子府から4327Dと列車番号が変わり、更に北上をします。やがて幌延駅へ到着し、ここで15分停車します。

幌延は「幻の青いケシ」観光入場券(硬券)がありますので、今回も日付入れて購入しようと窓口へ。すると観光入場券から普通の硬券入場券に変わっていました。

幌延 硬券入場券
幌延 硬券入場券

上が去年の観光入場券で、下が今回の硬券入場券です。

たまたまかもしれませんが、幌延の駅員さんも変わっていて以前の「ぽっぽや」感のある渋い駅長さんから、ちょっと強面な駅長さんに変わっていました。

見た目取っ付きにくそうな方だったのですが、

「すいません、硬券入場券はありますか?」

と問い合わせるととても人懐っこい笑顔で接して頂けて、またこの方がもうこれでもか!と言う程お土産を一緒に渡して頂けました。ドラえもんばりに引き出しから次から次へと出るわ出るわ幌延グッズ。

頂けたのは幌延駅で作ったオフィシャルグッズの数々です。

幌延駅 来駅記念グッズ
幌延駅 来駅記念グッズ

まずはこれ。
もうすごい(´Д` )札幌からスーパー宗谷停車駅の駅スタンプが一面に押してあるこちら。
なんでクリアファイルもって無かったかなぁ。。。持ち運びに折るしかなかったの。ごめんなさい。

札幌、岩見沢、深川、旭川、士別、名寄、音威子府、幌延、豊富、稚内の駅スタンプです。これにスタンパーで「幌延」のハンコと日付まで入れてくれました。

幌延駅 来駅記念グッズ
幌延駅 来駅記念グッズ

更にこんな真冬の幌延の風景のものも頂けました。

幌延駅 来駅記念グッズ
幌延駅 来駅記念グッズ

「在りし日の鉄路」と題した切ない来駅記念。

幌延駅 来駅記念グッズ
幌延駅 来駅記念グッズ
幌延駅 来駅記念グッズ
幌延駅 来駅記念グッズ

と、次から次へでてくるでてくる。「こんなに頂いていいんですか?」と思わず言ってしまして。。

この来駅記念はものすごい良い思い出として、今も大切に持っています。たった15分の停車時間でしたが、幌延にも一度泊まりたいと。真冬は豪雪しているので行こうかと目論んでいます。

さて、列車は出発し途中駅で行き違い停車しながら稚内を目指します。

この頃になると車内は疲労感が漂いぐったりしていますので停車時間があってもあまり外に出てくる人が居なくなって来ます。

キハ54 Sohya North Line
キハ54 Sohya North Line

そして、抜海ー南稚内の宗谷本線の最大の見所を通過、生憎のお天気で利尻富士は見えませんでしたが、何度来ても息をのむ光景です。

夏のブログなのに冬ですいません(´Д` )このとき撮影しておらず、肉眼で見てまして。夏の物は逆向き上りになってて、それもどうなの、と言う状況でして、、雰囲気だけどうぞ。

そして、稚内へ到着します。

稚内

また稚内に来てる、とご愛読頂いている皆様に思われそうですが、はい、また稚内です。

稚内駅
稚内駅

真夏の稚内、人も車もバイクも多く、さて、この後どうしようと何も考えず到着してしまったので考えます。

が、まずは乾杯しましょうと言う事で

宗谷に乾杯
宗谷に乾杯

最北の風に吹かれながら、到着を1人祝います。

このあと宗谷岬へ全然行ける時間なのですが、たぶん混んでるだろうしなぁ、、どうしようかな、と考えていると風に煽られ稚内駅内セイコーマートで買った軟骨の唐揚げ(100円)をぶちまけました

と言う訳で(?)もうこの辺りでのんびりしようと決めました。

防波堤ドーム

 

稚内防波堤ドーム
稚内防波堤ドーム

時間が時間ですから、まだテントは立っていません。人っ子一人いないドームですがたまに車で乗り付けて来て写真を撮って次の目的地へ行く方を見ていたり。

端から端まで歩き、防波堤横から上に昇り宗谷湾から宗谷海峡を見ます。遥か遠くに宗谷岬の影が見え、天気は回復して来ました。

宗谷湾
宗谷湾

遥か沖往く外国船は見えませんが、ひとしきり潮風に当たり最北の空気を吸い込み、やはりここに来る事がとても好きだと実感します。

湾の左へ行こうと階段を下りると一台のバイクが止まっていて、写真をお願いされました。

バイクと1人旅憧れます。何枚か写真を撮り、軽く会話。これから宗谷岬へ向かわれるそうで、道中の無事をお互い交わしました。

ひとしきり宗谷湾を眺め、そろそろチェックイン出来る時間なので稚内から南稚内まで歩きます。

稚内旧駅の壁
稚内旧駅の壁

旧駅の駅名票を見たり

宗谷北線 南稚内車庫
宗谷北線 南稚内車庫

南稚内の車庫を見ながら南稚内まで歩き、無事にチェックインです。

南稚内駅
南稚内駅

ホテル宗谷

毎回お世話になっているのは南稚内に隣接しているホテル宗谷です。ここが大好きなのは窓からこんな景色が見える所と、男性専用ですが大浴場が付いている所です。

ホテル宗谷からの眺め
ホテル宗谷からの眺め

部屋に冷房が無いのですが、窓を開けて部屋のドアを少し開けておくと良い風が抜けて行きます。窓の外を見るとキハ54が行ったり来たり。2日続けて線路脇で眠れる幸せを噛み締めながらとりあえず汗を流して、荷物の整理をして、お酒の買い出しを兼ねて南稚内をぶらつきます。

夜ご飯はどっかの飲み屋でひっかけようと決めていました。

稚内の夜

ここからはほぼ写真がないです。

夜の帳が降りて、町に明かりが点きます。以前行って美味しかったところでウニ食おうかな、と思いきやお盆休み。

さてさてどうしようと、今回の旅ではネットで情報を得る事のダメさに色々気づかされたのですが、どうしてもぐる○びとか食べ●グ見ちゃうクセがあり、この日も店名を見てはうーん、どうしようかと1人ああでもないこうでもないしていました。

そして、もう訳がわからなくなりぐる●びでも食べ●グでも「地の物が無くて残念」などと酷評されてて、でも雰囲気も前に出ている看板もいい感じのお店ののれんをくぐります。そこが大当たりでした。

稚内の地の物を食いまくり「きた勝」

入ってみるとザ北海道の居酒屋。マスター(大将)と女将、そしてカウンターに先客のおじさん。

「良いですか?」

と声をかけ、どうぞどうぞと迎え入れて頂けました。

そして、まずはビールをお願いし、ほとんどお店のメニューを端から端まで食う勢いで注文し、飲み、食べ、話し、大酔っぱらいに酔いまして。

食べた物で覚えているのは

  • 青ツブのショウガ焼き
  • ラムザンギ
  • 道内産のお造り色々
  • ツブを殻ごと焼いたもの
  • ナマコの酢の物

などなどを釧路の日本酒福司をグイグイ飲みながらマスターに何が美味しいか、次はどんなのが美味しいか聞きながらじゃあこれは?これはうまいよ!これは旬食ってけ!な感じで出された物をガンガン食べて行きます。

ツブ貝(だったと思うんですが、、とにかく殻付きのサザエより細長い貝)を焼いた物でやけどしながらでも旨くて止められず。

本当に身震いする程どれも美味しく、地の物だらけでびっくり。生憎ウニは無かったのですがもう大酔っぱらいで。

カウンターの地元の方を交えあれこれ話しているとひとりお客さんが来ました。

この方は自転車で沖縄からここ稚内まで来たそうで、南稚内のユースに宿泊しているとか。

意気投合し、この方とも話し、定食を注文されていてそのボリュームにびっくりしたりしていると女将から

「これサービス。わたしが作ったの」

と、いかめしが出て来ました。

これがもう絶品で。いかめしは道南のもの(森が道南だから)とおもいきや、道内では各所で作られるんですね。

小降りのイカにぎっちりつまった餅米(かな?)、甘辛く旨味があり、骨に良さそうな栄養的ないかめしをいただき、もうフラフラでお会計。その会計もびっくりするくらい安くて「間違えてませんか?」と聞き返したくらいです。

その店は南稚内はずれにある「きた勝」と言う居酒屋です。何かの参考になれば幸いです。また行きたい。

稚内 きた勝
稚内 きた勝

さて、お会計を済ませると女将が

「これお土産!」と。

手に握らされたお土産になんだか心から感謝と感激が沸き上りまして(酔ってたのもありますが)。お土産を手に夜の稚内を宿へ戻ります。

夜鳴きそば
夜鳴きそば

後少し腹に入るので、お宿の無料サービスの「夜泣きソバ」を頂き、飲み放題の豊富牛乳を飲み、バタンキューでした。

お土産で頂いたのはこれです(写真は翌朝)

お土産で頂いたこんぶ
お土産で頂いたこんぶ

柔らかくいおしゃぶり昆布かだし昆布か解りませんが、この昆布をかじりながら旅を続けて行きます。昨夜これを振り回しながら稚内を闊歩していたと思うと妙にシュールだなぁと今思います。

つづく

ぐる●びとか食べ●グに関わらず、今回の旅ではいかにネットの口コミが信用ならないか身に染みて解りました。。やはり人の意見を参考にし、何かの指標にするのは良いですが、それだけで決めてかかってはいけませんね。きた勝も恐らくマスターとのやり取りが無かったのかと思います。全部がメニューに書いてある訳では無いですし、その時旨い物はお店の人にお任せするべきかなと思います。
口コミは当てにならないと解ったとどめは最後札幌で宿泊した宿で徹底的にめった打ちされました。めったに宿を悪く言う事はありません。前のブログを読んで頂くとあの帯広のボストン(今回も行きますよ〜)でさえ私は何も問題が無い、おすすめしますと言えます。このホテル宗谷も年代は重なっていますので決してきれいではありませんが、居心地の良い好きな宿です。
※最終日に泊まった札幌のあそこだけは許せません。それを提供している「じゃ●ん」のサービスの口コミのやり方も汚い。そんなの信じていた自分が悪いのですが、そう言う事かと。
別記事で宿名ぼやかし公開し、事実を書きます。今思い出しても最終北斗星乗車に絡む事だっただけに怒りが湧き出します。乞うご期待。

つづきはこちら

北海道東日本パスで行く夏旅北海道2015 全15編です ★が今のページです

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