札幌からオホーツクに乗車し深川から増毛へ。夜は留萌に泊まります。総移動距離5598.1kmの夏旅北海道2015のその6(全部で1215編です…)です。
北海道東日本パスで夏の北海道’15_6 留萌本線、増毛へ
北斗星硬券きっぷも全て購入でき、無くした帽子も出て来て一安心。ぐっすり眠って超回復。夏旅北海道は続きます。いよいよ終盤に入って来ました。
札幌からオホーツクに乗るよ
前の晩、色々考えていました。前日2015/8/11日、留萌本線の留萌ー増毛の廃止がJR北海道から発表されてしまったのです。
私は出発前から留萌に宿を取っていて、この日増毛へ行く計画を立てていましたが、廃止報道の翌日なので、もしかしたら混んでるかもなと。
でももう以前の増毛は昨日で終わり、あとは賑やかになるだろうと(小幌にしてもそう)いついっても同じだと思い、そのまま増毛へ向かいます。
旭川方面函館本線札幌始発6:00の925Dに乗って深川8:23に到着しても札幌10:00発のスーパーカムイに乗っても深川からは11:08発増毛行きに乗る事になります。
深川散策も良いのですが、ちょっとお宿でゆっくりしたいのでこの札幌ー深川間は特急利用にしました(・∀・)

最悪の事態を考えて、往復特急が使える魔法のSきっぷを入手。旭川ー札幌で買いました。万が一何かあった場合これで札幌まで戻る事ができますから、北斗星が控えている身としては安心保険のようなものです。
さて、10:00の列車でも良かったのですがこう言う機会でないと乗れませんので「オホーツク3号」に乗車する事にします。混んでいたらその後のスーパーカムイでいいかなぁ、とか適当に思いながら。


OKオホーツク。ガラガラだぜ!

乗って来るかなと思いきや出発してもガラガラ。。。定刻に札幌を出て定刻に深川に到着(今回もたぶん長いので端折ります)
深川から4925D増毛行きに乗車。列車はこれが待っていました。

宗谷北線運輸営業所のシールの剥がし後も痛々しいキハ54 502。。何があったのこれ。
列車はほとんどの方がカメラ持って窓際はビデオ回して座席は満席の思った通り混み混みでございました。

留萌本線て飛ばしてる気がする(´Д` )早い。あっという間に留萌に到着です。

るもいるもーいるもーいー。

10分の停車時間でちょっと外へ出て休憩し、いよいよ廃止が決まってしまった留萌ー増毛へ列車は入って行きます。
留萌を出た後、列車は切り通しを通りいきなり目の前には日本海がどーんと開けます(明日の始発で留萌から阿分まで行き、そこで動画とか撮っていますので次のブログでご紹介します)


駅間が詰まっているのが留萌ー増毛の特徴と思いますよ。次から次に駅が出て来て、それの駅名がまた素敵です。



箸別を出ると列車は大きくカーブし、増毛漁港を右手に見ながら終着駅増毛に到着します。

留萌からあっという間。そして乗って来た大半の方がそのまま街に出ず駅舎撮って列車撮って乗って来た列車に折り返し乗車して行きました。。
少し歩いてみたら良いのに。増毛良い町ですよ。

10分で折り返す為、走り回って色々撮影していました。
増毛駅出発の動画です。いいお天気で良かった。


車止めです。

中で冷えたビールが売っていたので購入。しばし増毛の潮風を駅で感じます。
いいお天気で気温がぐんぐん上がって行き、暑いんだけどカラッとしていました。
高倉健「駅・Station」の舞台増毛
色々な所で書いていますが、増毛について書くのは初めてだったりします。ここ増毛は高倉健の映画「駅・Station」のロケ地で、駅舎や駅前の風待食堂がセットそのまま残っています。

すず子が働いていた風待食堂。もともと道具屋さんだったここを撮影期間のみ食堂に改装し、撮影が終わったら元の文房具屋さんに戻したそうです。観光案内所のおねえさんに色々聞いてしまいました。
観光案内や色々な質問に応えてくれますので増毛に着いたらまずは立ち寄りましょう。
あと、雪も映画は盛っていて実際あんなに積もりませんよとも(´Д` )

建物の中は観光案内とスタンプ、お土産と休憩所になっていて、そこではまさに「駅」のパネルと映画を上映していました。

なんちうこと。上の写真を見て頂いた「駅」ファンの方にはすぐお解りかと思いますが、大晦日の一番良いシーンが。。おさけはぬるめの〜イカでいい〜舟歌を〜
じっと見ている訳にも行きませんので風待食堂を後にし、国稀酒造へ向かいます。途中に鈴木かまぼこ店があります!

ここでは目の前でかまぼこを揚げてくれて、熱々を頂けます。

おいしいの(・∀・)是非。ひとつじゃ足りません。揚げたてアツアツ。

ほどなく最北端の酒蔵、国稀です。駅からほど近い場所に全部固まっているので歩いてもわけないです。

お酒の仕込み水飲み放題。これが旨いんですよ。地元の人もペットボトルで汲みに来ています。
建物の中にも外にもあります(・∀・)

こちらは酒蔵の中。
お土産も充実しています。お酒はもちろん色々な国稀グッズかわいい。


ここでTシャツを1枚購入。(するもサイズが小さくて。。1サイズ大きめが良いかもです。か、洗って乾燥機入れたらから縮んだかなぁ(´Д` )(´Д` )(´Д )
国稀酒造の隣のギャラリーになっている蔵では「駅・Station」を振り返る展示をしていました。

だそうですよ。すごいなぁ。まさに「駅 Station」の町増毛。

いしだあゆみと別れる銭函。

この超絶にすごい列車ブルートレイン“駅”号の記念入場券とか、なんかすごいのがたくさん出てました。旧き良き、、、、ですなぁ。

海沿いの町、時間が余る事はありません。うみねこの声、波の音、晴れ渡った空と日本海とか見ているとあっという間に時間が過ぎて行きます。
右手に見えるのが北海道の頭の部分、羽幌幌延方面です。

15:41発の4932D深川行きに乗車し、留萌へ戻ります。この列車も混んでました。町も賑わっていて、鉃道の最後、たくさんのお客さんで増毛の町が潤うと良いなと。次は冬、雪の時期に絶対来ます。
留萌、第十留萌川橋梁

今夜の宿は留萌です。留萌賑やかで、道内のどの町とも違う雰囲気がありました。小道を入ると迷子になりそうな、北海道の地方の町なのに活気があると言うか。
留萌の中心部は駅から外れていて、留萌駅は町の端に位置しています。留萌の次の駅瀬越まで町が広がっているので、ゆっくり歩いてみたいかも。
小振りで清潔なお宿にチェックインし、宿泊先からすぐに留萌ー増毛の線路があることに気づき早速見に行きました。

広大な敷地はかつての幌延まで伸びていた羽幌線の跡でしょう。
やがて、留萌から先に延びる線路は無くなります。
夕暮れの留萌。夕陽が抜群にきれいに見える留萌。夕陽の町留萌は黄金岬と言うありえない夕焼けが望める場所があるそうで、今度行きたい。
留萌黄金崎ライブカメラあります(・∀・)

その夕焼けを一端に受けながら留萌ー瀬越間にある第十留萌側橋梁です。1953年に開通し、今は片方だけ。やがてもう片方も使われなくなる日が来ます。宿からほど近く、実際近くに行けて良かったです。この橋なんか好きなんですよね。

留萌鉃道はwikiに詳しく出ています。
列車が来るのを見計らって来たかったのですが、この国稀で買ったTシャツがコインランドリーで乾かなくて(´Д` )ので、タイミングずれずれでここを走るキハ54は見れずしまいでございました。
夕飯は街に出て、、とも考えたのですがスーパー見つけちゃったのでスーパーでお買い物し、晩酌しながら荷物やきっぷの整理をします。

並べてみるとすげえ(´Д` )昨日苦労して集めたありがとう北斗星硬券入場券並べてみました。

裏にはそれぞれの機関車や客車の説明が、、、(´Д` )ヨヨヨ

スーパーでは何を見つけたかと言うと反則だわこんなの。めっちゃくちゃ旨かったです。おしょうゆも付属してて大助かり。
明日は早起きして留萌本線念願の場所を訪ねます。神が降りて来たような場所でした(マジ)
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