北海道東日本パスで冬の北海道4・稚内から帯広へ

稚内で宿泊し、道内3日目。一泊目北斗星二泊目旭川三泊目稚内です。冬旅北海道、稚内から移動します。大荒れ予想の北海道日本海側、果たして無事に移動できるのか?冬旅北海道その4です。

前回はこちら

北海道日本海側猛吹雪
北海道日本海側猛吹雪

わー。
早めに目覚ましをセットし、宿から道を見て行けそうなら始発で旭川まで移動するかと前夜寝る前に考えていました。
もし凄い事になっていたらもう一泊稚内で〜と悠長な事を考えていたのですが、外を見ると歩けそうです。

朝イチの風呂に浸かり身体を温め身体のエンジンを動かします。

テレビを点けると、うーむ。まあ、大丈夫でしょう。
部屋のゴミをまとめて片付けお礼を書き留めチェックアウトします。
朝コーヒー飲み放題と言うとこで、紙コップに頂いちゃいました。
「気をつけていってらっしゃい」
の言葉が心地よく、昨日程ではない吹雪の中を稚内駅へ歩きます。多少雪にはまっても濡れない雪とは解っていますが、なるだけ雪が無い所を歩いて行っても、、はまりますね〜。風は背中の日本海から吹いて来ますので、押されるように稚内駅に到着です。

誰もいないかな、と思いきや数名の方が列車を待っていました。
冬場は重要な足なんですよね鉃道って。廃線にされた地域はどうなってるんでしょう。江差線も間もなく廃線になりますが、その後移動はバス転換。
ただ、そのバスさえも過疎化や他の理由で走らなくなったと言う話も聞いています。

冬の早朝稚内駅
冬の早朝稚内駅

列車もう入線して待っていました。
稚内6:24発の4326Dです。

キハ54 雪の稚内駅
キハ54 雪の稚内駅

定刻に出発し、お客さんは3人程。南稚内からも3人程乗って来て、兜沼や豊富、幌延で降りて行きます。
幌延を出ると私と立派な一眼レフを持った方の乗車2名で雪をかき分けながらキハ54は進みます。

宗谷本線車窓 雪
宗谷本線車窓

冬の天気は山の天気みたいですね。コロコロ変わります。
晴れ間が出て雪が降りふぶき、また晴れ間が出ます。

宗谷本線 後ろ車窓
宗谷本線 後ろ車窓

雪煙を上げてどんどん南下してゆきます。不思議な空模様でした。

宗谷本線 車窓
宗谷本線 車窓

ほぼ貸し切りの車内です。お見合い座席ではなく転換クロスシートです。

宗谷本線キハ54車内 508
宗谷本線キハ54車内 508

宗谷北線の列車は車内壁面に各自治体の市町村便り入れラックがあります。ローカルで良いですよね。

宗谷本線キハ54車内自治体ラック
宗谷本線キハ54車内自治体ラック

そうこうしているうちに昨日も来た音威子府駅に到着です。
ここでの停車時間は73分。列車番号も4326Dから4328Dに変わります。

宗谷本線 雪の音威子府駅
宗谷本線 雪の音威子府駅

日が差して来ました。駅は稚内から札幌へ行くスーパー宗谷に乗車する方で結構混んでいます。
ここでスーパー宗谷2号をやり過ごします。また、旭川を始発で出た普通列車稚内行きの列車もここ音威子府ですれ違います。

そして雪に埋まった線路の上、雪を跳ね上げてスーパー宗谷がやってきます。雪がキラキラ光ってきれいでした。ダイアモンドダストを見に行きたいですね〜

音威子府の全てのホームに列車がいる、賑やかな瞬間です。
駅に居た方は全員がスーパー宗谷に乗って札幌方面へ向かいます。

音威子府 スーパー宗谷とキハ54
音威子府 スーパー宗谷とキハ54

旭川から来た普通列車に乗車している人も出発が迫り、下りのキハ54に乗り込んでゆきます。

昨日自分が乗って行った汽車が短い汽笛を鳴らし稚内へ向けて出発します。

そして、残ったのは私1人。駅に残ったのは私と名寄行きの列車だけ。
インカメラで自分撮りや自分と風景、自分と駅名等大自分撮影大会を凍える手でブレながら撮影。あと少しで音威子府蕎麦が食べられます。

9:30に開店するので駅の周りを歩いたり、雪かきをなさってる方とお話ししたりあっという間でした。

そしてちょうどの時簡にシャッターが開き、音威子府蕎麦の常磐軒が開店します。

朝もパンのみでしたので、迷う事無く天玉そばを注文。今日はおばさんでした。

「生卵だけど大丈夫?」
「もちろんです」

と言うやり取りがありました。卵に関してなにかあったのかな?

音威子府蕎麦常磐軒
音威子府蕎麦常磐軒

ここのソバは真っ黒です。そば殻から挽いたそばで、ちょっと他では食べた事の無いソバです。
おいしいの。いわずもがな。
冬に食べたからか、出汁が意外やさっぱりすっきり。夏食べた時はもう少し良い意味で黒い味だったと思ったのですが。
冬だから塩分あまり感じないのか、暖かい物をあまり食べていないからか昆布の旨味が良く効いて軽い感じの今日の音威子府ソバでした。

2杯3杯食べられそうな勢いでしたが、私のすぐ後に開店を待っていた旭川から仕事で自動車出来たと言う方と雪についてあれやこれやと話し、おかわりする感じでもなかったです。あちこちが通行止めで〜と言う話をし、どこ回ってるの?等話をし、気をつけて!と雪まみれの車で出発を見送りました。

音威子府の駅にある天北線記念館も相変わらずきれいにされています。

駅から歩いてみても、ソバでまんぞくしてしまい列車の中で待つ事にしました。
出発時間が迫ると高校生や色々な方が乗車されてきます。

出発し、名寄で旭川行きに乗換。途中士別辺りから座りきれない程の乗車率になり12:46、旭川に到着しました。

旭川駅 雪まみれキハ54
旭川駅 雪まみれキハ54

相変わらず雪まみれ。そして旭川は寒い。。

と、ここまで着いてさてどうするか。
なんとなくずっとゆっくり強烈な温泉に浸かりたいとは思っていたのです。おとなしく小樽から山線で室蘭辺りで宿とって、、か、新得超えて帯広いくか。。と。

帯広にはモール温泉(と言い出した)植物泉があります。
ここからは完全に私見ですので、そのつもりでお読み下さい。夏にも宿泊していますのでここに関しては何があっても驚かないのです。
そして読んでいる方の脳内でマイナスのイメージを持たれるともったいないので、ここに関しては全て「プラス」でお読み頂けると幸いです。

まず旭川からお宿に電話を入れます。いっぱいだったら諦めて他の宿を当たろう、くらいの気持ちです。

旭川から帯広へ行くには函館本線滝川周りと富良野線周りとあります。しかも旭川発の函館本線が13:41発。富良野線富良野行きは13:38発で、あと1時間くらいで宿をどの方面にするか決めてしまわないといけません。

ので、軽く旭川で(また)ソバ食べて、お宿に電話します。

(私)「今夜宿泊1名なんですが泊まれますか?」
「今夜ですか?えーと今ちょっと(ごにょごにょ)」
(私)「いっぱいですか?」
「今宿泊担当がいないのでまた電話してもらえますか?」
(私)「あ、そうですか。解りました。どれくらいに電話したらいいですか」
「そんなにかからないと。。。」

との第1回のやり取りがあり、15分程待って再度電話しました

(私)「何度もすいません、先ほど宿泊のお電話させてもらったものですが」
「ああ、すいません。まだ戻ってこないんですよ」
(私)「そうしたら何時頃電話させてもらったらいいですかね、、?」
「私に言われてもわかんないんですよね。。」
(私)「うーん、どうしましょう」
「こちらから電話しますんで番号教えてください」

と至極まっとうな話をし、電話を切りました。
ここで帯広方面へ向かうかどうするか決めないといけない状況になりまして、一応帯広の他の宿に空きがあるか調べておきます。

富良野線の列車に乗って富良野雪景色を見てみたかったのですが、生憎ぎゅーぎゅーに混んでます。大荷物の方も見えたのでこの季節でも観光するんだなーと関心。でも、私はちょっと混んだ列車は遠慮して、滝川周りで帯広に向かう事にします。富良野で2時間待つか、滝川で1時間待つか。滝川で待つ事にしまして、赤い711系に乗り込み(また貸し切り)ました。

伊納を過ぎた辺りで着信です。お宿からの折り返し電話で、無事に今日のお宿の予約が取れました。取れなかったら札幌かな〜と思っていたのでほっと一息。

滝川に到着。

函館本線滝川駅
函館本線滝川駅

1時間待って根室本線2433D新得行きに乗ります。なんか久しぶりのキハ40です。

これも滝川から芦別まで座れない人が居る程混んでました。

根室本線 芦別駅
根室本線 芦別駅

星の降る里芦別。名前が本当にきれいで一度その降る星を眺めに行きたいものです。冬はこの雪ですが、晴れたら凄い満点の星が見える場所なんでしょうね。毎回思うのですが、なかなか行けない場所の一つ、芦別です。

そして富良野駅に到着します。ここからも結構乗って来ました。富良野から新得まで行き、そこから札幌、新千歳に行く方が多いようですね。

余談ですが、もし帯広、新得ー新夕張、南千歳、札幌間で特急乗るのならできるなら指定席取った方が良いです。新得ー新夕張は普通切符で特急に乗れる特例区間ですが、スーパーとかち、スーパーおおぞらっていっつも混んでるイメージです。
特例乗車の時ははなから座るつもりは無いので一番前のドアに立ちますが、座れない方がギュウギュウにデッキにいるのを見るとなんとかなんないのかなぁと思います。当日指定席も満席とかザラです。

新得ー新夕張は途中占冠、トマムと2駅のみしかありませんが、この区間1時間かかります。石勝線は日高山脈をぶち抜いてますので、信号所とトンネルの連続です。山の中を道路と並走する区間が多いですね。明日ここを特急で抜けるので詳しくはその時にでも。

さて、平和にどっぷり日も暮れて新得駅に到着します。石勝線とトンネル内で合流し、右に左にうねりながら新得市街の明かりを車窓にどんどん山を下りて来た列車の終着です。
思ったようにここから先に進む方は皆無で、皆さん特急の発車するホームへと向かわれ、帯広行きに乗車したのは私1人でした。

新得駅とキハ40
新得駅とキハ40

そして、iPhoneの電池もなくなり、予備バッテリーも電力がなくなり、力つきまして。。写真は無いまま帯広に到着し、お宿にチェックインしました。

稚内ー旭川 259.4km
旭川ー滝川 53.3km
滝川ー新得 136.3km
新得ー帯広 43.8km

移動距離 532.9km
今日までの合計 2152.7km

さて次回は帯広モール温泉ー小樽北一硝子とか、です。

 

冬旅北海道2014 全6編あります。

  1. 北海道東日本パスで真冬の北海道に行ってます
  2. 北海道東日本パスで冬の北海道2・宗谷本線、最北稚内駅へ
  3. 北海道東日本パスで冬の北海道3・最北宗谷岬へ到達
  4. 北海道東日本パスで冬の北海道4・稚内から帯広へ
  5. 北海道東日本パスで冬の北海道5・帯広、明けて小樽・北一硝子へ
  6. 北海道東日本パスで冬の北海道6・寝台特急北斗星、解放B寝台にて

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