名寄のキマロキを見て、名寄の朝が来ます。今日より道東方面へ。北海道東日本パス2枚使用し総移動距離5598.1kmの夏旅北海道2015のその8です。
北海道東日本パスで夏の北海道’15_8 鉄道員「ぽっぽや」の幌舞(幾寅)、帯広へ
排雪機関車キマロキをやっと間近でじっくり見た前回はこちらです。
名寄から幾寅へ

雨音に気づき、起きだすと雨が降っていました。昨日の晴れ間がウソのような寒い名寄の朝です。
名寄始発5:53の320D列車に乗り、宗谷本線を南下し帯広まで行く予定です。

改札内は結構人が始発を待っていました。

やがてキハ40の4連が入線して来ます。さっそく乗り込みます(列車外観の写真撮ってない(´Д` ))

しかし良い駅ですよね名寄。きれいだし味がある。かつての大ターミナルもやがて稚内に変わり最北端の駅になってしまうのかなぁ。
定刻に出発。車窓進行方向左手には昨日見たキマロキが名寄本線の上から見送ってくれます。また来るよキマロキ。


今日から2枚目突入です。音威子府の文字も誇らしげ。雨の名寄を出るとやがて空は晴れて来ました。

既になんとなく秋の気配の空。道北の短い夏がそろそろ終わりを告げています。列車は始発なので、ここ塩狩で同じく旭川からの始発と行き合います。

上りも下りも塩狩はこの列車が始発。対向の旭川発稚内行き321D列車はかなりの乗車率でした。この列車も何度も乗っていますし、音威子府で散々見ています。いつまでも最北稚内へ向けて走っていて欲しいです。
さて、あっという間に旭川へ着き、富良野線725Dに乗車。混んでると思いきや何故かガラガラで拍子抜けました。


富良野から3427D快速狩勝となります。30分程富良野で停車し、滝川からの接続を取ります。下車駅は幾寅です。
鉄道員ぽっぽやの駅「幌舞」
降りるかどうするかギリギリまで迷っていました。このまま釧路まで行くか、幾寅で降りるか。後続の列車が混むので、空いている今のうちに狩勝峠を越えたいとも思っていたのですが、空が晴れて来たので下車しちゃいます。ぽっぽやの駅「幌舞」になった駅「幾寅」です。

さすが人が多い。この方々は列車利用でなく車で乗り付けて来た観光の方々です(・∀・)
「すごーい電車来るんだ!」
と、まあ。でもそんなもんだよなぁと。
以前の動画ですが幌舞(幾寅)到着シーンです。この日は下車していません。
乗車して来た快速狩勝を見送りまして、幾寅(幌舞)です。



どんどん晴れて行く空、ひっきりなしに来る観光客で大賑わいです。なんだか安心しました。まだまだ人を引きつけるものがここにあるんですね(私もですが)。


ほろまい〜
ほろまい〜
の幌舞駅です。本物は根室本線「幾寅」ですよ。

奥の列車のカットモデルはキハ40を改造した「キハ12 23」として映画に出て来ました。

駅舎の中は「鉄道員 ぽっぽや」の記念館みたいになっていて、ビデオ放映され、色々な物が展示されています。



こんなのとか、衣装とかサインとかあります。見応えありますので、映画がお好きなら是非一度。滝川から新得まで廃線の噂もありますし。。。

幌舞に隠れてこっそりと幾寅駅の表記もあります。

階段を下りると改札。当然ですが映画と一緒です。

駅はきれいにお花が植えられ、もうコスモスもひまわりも何もかもあらゆるお花が全開満開。その蜜を求めて蜂もブンブン飛んでいます。

駅舎を背に左手方向がポスターになっている風景です。幌舞駅は行き止まり設定ですが、線路は続いていてその映画の行き止まりの先は富良野です。

富良野方向。最高の夏空、ひまわりが咲き乱れているこの駅で結婚式の写真撮りをしていました。すげえいい記念これ。
ひとしきり見た後、南富良野の道の駅を向かいます。が、ものすごい混雑していてそのまますぐに引き返しました。。歩ける距離で、ちょうど良い散歩コースです。
さて、幾寅。そろそろ帯広方面の列車が来る時間になりました。


後続列車は「あの」知る人ぞ知る2429D。日本で一番長い運行時間を誇る定期普通列車です。こちらのJR北海道釧路支社のページで説明しています。
なので、滝川から釧路まで完乗を目指す方々で結構混み合ってる列車です。が、そこまで混んでませんでしたねこれ。
帯広へ

落合の待ち合い時間。

お客さんがワラワラと降りて銘々行動しますので、一気に賑やかになる瞬間です。この先に新狩勝トンネルがあります。

未だ現役で使われている落合駅の跨線橋。

定刻に出発。新狩勝トンネル内で石勝線と合流し、新得へ。新得で2429D完乗の方々がみんな新得ソバを買って来てました。なんかで紹介されたのかな?


上芽室信号場で退避していたところ、十勝で地震が。列車乗ってても揺れを感じるくらいの地震がありましたが、何事も無く帯広へ向かう2429D。男前でした。

なんか曇ってる帯広到着。さてお宿は帯広と言えばもうここです。
帯広ボストン

また曇ってる(´Д` )またですよハイまた来ました帯広ホテルボストン。実は昨日泊まろうと旅行前に前もって予約電話を入れたらまさかの「満室」でして。
なぜなら昨日8/13は帯広の花火「勝毎花火」があり、帯広一帯のお宿は完全に満室だったのです。
ここボストンでさえ(すいません)予約の方曰く
「半年前から埋まってるんです〜」
と。もうびっくり。なので昨日お宿が無かった次第でして(´Д` )8/13は気をつけようと心に決めて、いざボストンに。

入るも誰も居ない。呼んでも出て来ません。ので、しばしロビーで休憩。


何故か全てぶれてる写真達。と、フロントに見慣れないおじいさんが来たのでチェックイン。
「はい、鍵どうぞ。」
「お金は?」
「あれ?貰ってないっけ?(今来たばかりだよ(´Д` ))」
と、まあ相変わらずのボストン節全開。いつものフロントのおっさんがいないなぁと思いながら部屋へ。2階のホテルフロアでございます。
2階へ上がり、部屋番号を確認すると、、おおお?通路反対側の川側の部屋だ。


うっわ椅子落ちない
そこで違和感を感じ、部屋を見回すと何と言う事。電話が変わってる

ちょ、どうしたボストン。なんか楽天から予約できるようになってたり、似つかわしくない事がたくさんありすぎて本当にここはボストンか不安になったり。
まあ、とりあえずご飯を食べに行こうと帯広のカレーを頂きにいきます。もちろんインデアンカレーを目指すも、帯広の交差点にあるまちなか店は今日平原祭りで大混雑。。なので、帯広駅裏の長崎屋のフードコートのインデアンへ。

はいドーン!
やっと写真に収められましたインデアンのカレーです。もったりまったり甘くて辛い十勝のカレーインデアン。もう本当に好きこのカレー。おいしいおいしい。
さて、町は平原まつりと言う事で大賑わい。そんな中1人人ごみに紛れて色々見て、屋台のものとか摘んで何食べても旨くて旨くて。

十勝。。。愛してます。このステージすごすぎ。

十勝。。。。素晴らしい。。。。
夜は夜でねぶたみたいなのが出て来て、大盛り上がりでございます。

五穀豊穣。野菜。これがまたもう本当素敵。かけ声は「らっせらーらっせらー」でした。

そんな熱気に包まれて、歩いてボストンに戻ると東京でもよく見るお菓子「柳月」の店舗がありまして、三方六食べた事なかったので試しに買ってみました。

きりかぶみたいなお菓子の小割り。バームクーヘンみたいな感じでなかなか美味しゅうございました。

さて風呂へ。溶けるくらい入ってやろうとダイソーのボディソープとか持ち風呂へ行くとなんと番頭さんのポジションにいつものフロントのおじさんが。
あれまあ…昨日の花火で色々わやくちゃになってるのかなぁとか思いながら、いつもより賑やかでなんとなく花火で疲弊したボストン全般。ホテル全体がぐったりしていまして、本当お疲れさまでしたと。
最強のボストンのモール温泉湯に3回くらい浸かり、温泉飲んで部屋でビール飲んで帯広の夜、ぐっすり眠れました。
ボストンについては散々書いていますので、宜しければ合わせてどうぞ
北海道東日本パスで行く夏旅北海道2015 全15編です ★が今のページです
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